こころから癒される空間づくりを目指して
私が福祉をやりたいと考えるようになったのは、ささいなことがきっかけでした。人は誰でも老いていく中で「支え」を必要とします。
その「支え」に微力ながらもなりたいと考えたのが始まりでした。高齢者の尊い命に寄り添うためには、生活の場が豊かである必要があります。
そして豊かな生活には豊かな文化が必要となります。私共は「福祉は文化」と考え、入所者・利用者の方々に質の高い文化を享受していただくと共に、地域の文化の拠点としても機能していきたいと思っています。何もわからぬ状態でスタートしましたが、「身近に感じるサービス提供」を理念に地域密着型の施設づくりを目指し行っています。
入所される方々の「もう一つの家族」になりたいという大きな軸のもとに、心から癒される空間づくりと家族のような普通の生活の提供を目指して取り組んでいきます。
社会福祉法人 江戸川豊生会は大きな家、ひとつの家族として人と人との触れ合いを大切にして、
これまで家族で過ごしてきた日常生活と何ら変わらない状況であることを、
利用される方・ご家族の皆さまに感じて頂けるケアを目指してまいります。社会福祉法人としての役割を十二分に果たし、
私を含め職員一同努力して参りますので、地域の皆さま方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
理事長 柳内 光子